日本の産業に欠かせない
"熱処理"
オカネツが提供する主な技術は、「熱処理」・「コーティング」・「窒化」といった鋼で作られた製品への処理です。
これらを行うことで、鋼製品をより硬くしたり、長持ちさせることが可能です。
自動車部品や産業機械部品をはじめ、モノづくりには必要不可欠な工程なので、需要が安定しています。
Recruitment information
WHAT IS Heat treatment?
オカネツに入社した社員は製造業未経験からスタートする方がほとんどです。過去にディーラーの営業やカフェの店長など様々な業界を経験してから入社された方もいます。
「熱処理ってなんだ?」
求人票を見てそう思われた方も多いでしょう。
日本の産業に欠かせない熱処理技術に、少しでもワクワクを感じた方はぜひ、工場見学にお越しください。
JAXAへの技術協力も行う当社で、日本のモノづくりを支え、当社にしかできない価値ある仕事をしてみませんか。
works
オカネツが提供する主な技術は、「熱処理」・「コーティング」・「窒化」といった鋼で作られた製品への処理です。
これらを行うことで、鋼製品をより硬くしたり、長持ちさせることが可能です。
自動車部品や産業機械部品をはじめ、モノづくりには必要不可欠な工程なので、需要が安定しています。
オカネツは熱処理業界でも”長寿命化”のスペシャリストです。
「熱処理」・「コーティング」・「窒化」の技術を組み合わせ、鋼製品や金属部品を長持ちさせることで、多くのお客様から喜びの声をいただいています。
独自の技術とノウハウで、他社にはない優位性を持っています。
各工程で部門が分かれてはいますが、出荷時間に間に合うように、処理が終わったら総務や営業の社員も助け合って作業をします。優しくフレンドリーな社員も多いのでコミュニケーションは活発です。
また、気兼ねなく有給の取りやすさ、休憩時間のメリハリがしっかりしている環境です。年間休日約115日に加え、有給を使いながらワークライフバランスをとっている社員が多くいます。
okanetsu in numbers
work description
主に「熱処理」と「表面処理・窒化」を担当する課があります。
主な仕事は、お客様からお預かりした製品の仕分け、バスケット(炉)へのセット、熱処理装置や窒化装置の操作、製品の歪み修正、品質チェックなど、お客様の製品に付加価値をつけてお戻しするまでの全工程に携わります。
当社の製造職は、単に作業をこなすだけではなく、ある意味職人のような技術・ノウハウが必要な職種です。そのため、臨機応変に判断し、行動できる方が活躍できる職場です。
研修はしっかりと行いますので、未経験の方でも安心してください。先輩社員もほとんどが未経験からスタートしています。
営業職は処理を行った製品の検査とお客様への配達をメインに行います。
担当エリアにもよりますが、1日の訪問先は5~10件程度です。
お客様訪問時には当社の顔として積極的にコミュニケーションをとることが重要です。
新規開拓は基本的にありませんが、慣れてきたらWebサイトからの問い合わせ対応や新規営業先への訪問もこなしていきます。
既存のお客様からの問い合わせ対応、電話対応、納期管理などを行います。
お客様からの質問に対応する機会も多いため、熱処理やコーティング、窒化に関する技術的な知識もある程度必要になります。もちろん、必要な知識は入社後の研修や実務を通じてしっかり身につけていくことができます。
事務作業がメインとなりますが、時には配送の準備を手伝うこともあります。また、チームの一員として、他部門との調整や社内外のコミュニケーションを円滑に進める役割も重要です。多岐にわたる業務に携わりながら、事務職として幅広いスキルを身につけられるポジションです。
interview
interview01
2022年入社 山口 純平
現在の仕事内容と1日の流れを教えてください
営業部門で配達を担当しています。具体的には、お客様から熱処理やコーティングを行う製品をお預かりし、処理後に検査装置でチェックを行い、お客様にお届けするまでの工程を担当しています。製品によっては、40キロのものを扱うこともあります。
自分は主に松本市近辺のお客様を担当しており、各社への配送に2時間ほどかけています。既存のお客様をルートで回るのがメインですが、配送中にお客様から追加の処理を依頼されることもあるため、柔軟に対応しています。
通常、会社を8時15分頃に出発し、1日で12社に配送することもあります。11時30分頃には会社に戻り、午後は県外のお客様への発送準備や梱包、現場のサポートなど、臨機応変に動いています。帰宅時間は、遅くても5時半くらいですね。その日の製品量によっては、変動することもあります。
基本的に決まったお客様を訪問するため、関係が深まると技術的な相談を受けることもあります。そのため、配達といえども技術的な知識が必要です。
技術的な知識はどのように身に付けていきましたか?
自分は前職で自動車ディーラーの営業をしていたため、熱処理に関する知識は全くありませんでした。そこで、初めの1年間は配達先でお客様から相談を受けると、その都度会社に電話し、上司に確認しながら対応していました。見様見真似で少しずつ知識を身につけていった感じです。
最近では、技術研修の一環として現場にも入っており、どの材料がどの炉で処理されるのか、お客様の希望する規格に合わせた処理には何℃の炉に入れればよいか、などを体で覚えています。
仕事のやりがいはどんな時に感じますか?
意外と重量物を扱うのが好きですね(笑)。オカネツで働き始めてから、体が鍛えられている感じがします。
あとは、お客様との人間関係ができてきて、気さくに相談をしてもらえた時にやりがいを感じます。特に、普段なら本社に直接電話をして技術的な相談をされるようなお客様が、自分に相談してくださった時は、信頼を得られていると感じて、とてもうれしかったです。
会社のアピールポイントは?
いっぱいありますね。
とにかく働きやすい環境です。先輩や上司も本当に気さくな方ばかりで、仕事以外の話もたくさんしますよ。
また、有給休暇が取りやすいところも大きな魅力です。例えば体調が悪い日は、気兼ねなく有給を使わせてもらえますし、会社全体にそうした雰囲気があります。
さらに、製造現場に入るようになってからは、いろんな社員の方と接する機会が増えましたが、どの方も優しく指導してくれます。大きな会社によくある「部署間の交流が少ない」といったことも、オカネツではほとんどありません。
interview02
2018年入社 小松 右希
現在の仕事内容と1日の流れを教えてください
熱処理課で現場の業務を担当しています。当社の場合、自社製品はなく、お客様の製品に熱処理を行ってお返ししています。金属製品は、熱を加えたり冷やしたりすることで、丈夫になったり、硬くなったり、粘りが出たり、長持ちするなどの特性が生まれます。当社の特長として、一般的には金属は熱を加えると歪んだり曲がったりしますが、それを極力抑える熱処理ができる点があります。
朝出社した後は、前日の夜に焼き入れした製品が仕上がっているので、その仕分けや、焼き戻し、歪みの矯正作業を行います。製品の鋼種によって使用する炉が異なるため、午後からはその仕分けやセットを行い、焼き入れを進めます。大体、1日の流れはこの工程の繰り返しです。
1つの製品にかかる全工程の完了には、最低でも1日はかかります。1日に焼き入れる点数は、大体500~1000点くらいです。
自分は日勤と夜勤の両方を担当していますが、固定で夜勤や日勤を担当している方もいます。夜勤の場合、14時30分頃に出社し、23時くらいまで作業を行います。
入社の経緯や決め手はありますか?
前職は自動車の営業で、全く畑違いの分野から入社しました。最初は「熱処理って何だ?」という状態で、よく分からない業界だと思っていましたが、逆にそのニッチさが面白そうだなと感じました。
実際に入社してみて、もちろん肉体的には疲れますが、前職よりもストレスがかなり軽減されました。営業の時は人間関係などで気を使うことが多かったですが、今は気持ち的に余裕ができて、とても良かったです。
やりがいはどんな時に感じますか?
熱処理は、金型の大きさや加工の有無、鋼種によって歪み方が大きく異なります。その歪みをどう直すかという部分は経験が求められるところですが、自分の考えた方法で歪みがきれいに取れた時には、とても達成感があります。
「この場合はこうする」というセオリーがないことが多いため、経験を積み重ねて対応できるように、自分なりのデータを取りながらやり方を蓄積しています。
今の目標や工夫していることなどはありますか?
最近、新しい社員が入社しました。はっきりと後輩の指導をする立場になったのは初めてですが、自分も入社当初は「何が分からないかすら分からない」という状況だったのを思い出しながら指導しています。彼らが分からないことが無いように、こちらから積極的に声をかけたり、コミュニケーションを取るように心がけています。今はスピードよりも正確さが大事なので、一緒に確認しながら仕事を進めています。
将来的には役職にも就けるように頑張りたいと思っていますが、まずは会社をより良くするために、社員同士で「こうしたら生産効率が上がる」とか「こうしたら営業的にも良い結果が出る」ということを話し合いながら、少しずつ改善に取り組んでいきたいです。
interview03
2021年入社 浜 康幸
現在の仕事内容とやりがいを教えてください。
営業部に所属しています。見積書の作成や展示会への参加、発送業務などが主な仕事ですが、私の場合は少し特殊で、配送担当の方が急に休みになった時など、ヘルプに入ることもあります。臨機応変に動くことが求められる立場です。
岡谷熱処理工業では、いわゆる「マルチプレイヤー」として活動しており、今後は新規営業にも取り組む予定です。社内ではまだないポジションを任されているため、教えてもらったことをデータにまとめ、次に新しい社員が入った時にすぐに成長できるよう工夫しています。
仕事のやりがいは、お客様から感謝の言葉をいただくことももちろん嬉しいですが、社内で他の社員のヘルプに入った時に「ありがとう」や「助かったよ」と言われる瞬間もやりがいを感じます。
配送業務では、ヘルプとして諏訪、飯田、上田方面などエリアごとに担当することが多く、多い時は1日で25件ほど回ることもあります。
入社の経緯を教えてください
前職ではアパレルや営業、コーヒーショップの店長など、さまざまな仕事を経験してきました。入社を決めた一番の理由は、労働環境が自分の条件に合っていたからです。前職は接客業で楽しい面もありましたが、労働時間が不規則で休みも少なく、子どもから「お父さん、いつもいないじゃん!」と言われたこともありました。そこで思い切って転職を決意しました。
これまでとは全く異なる業界でしたが、これまで何度か異業種に転職してきたので、不安はあまりありませんでした。これまでのキャリアで「モノを売る」という点は一貫して経験してきたので、専門的な知識さえ身に付ければやっていけるだろう、という自信もありました。
実際に働いてみて、会社の雰囲気や労働環境はどうですか?
前職がバリスタだったので、コーヒー好きな上司とはコーヒーの話をしたり、趣味の話をしたり、社員同士のコミュニケーションはとても取りやすいです。前職では上下関係がはっきりしていたこともありましたが、オカネツでは何かあった時に気軽に相談できる雰囲気があります。
働き方も非常に良くなり、たまに当番制で土曜日に2時間ほど出勤することはありますが、基本的には土日はしっかり休めます。また、定時の17時になると「さぁ、みんな帰ろう!」という雰囲気になるので、気を使って帰りにくいということもありません。先輩社員も有給を積極的に取っているので、自分も有給を使いやすい環境です。子どもが2人いますが、家族と過ごす時間が格段に増えました。
今取り組んでいることや、今後どのような社員になりたいかのビジョンはありますか?
お客様からの依頼に対する見積作成は非常に難しいと感じています。お客様の要望を聞いて、「このサイズ・鋼種・要件にはこの処理が必要だ」と判断するだけでなく、「こうした処理も加えればより良くなる」といった提案も必要なので、技術的な知識が欠かせません。知識に関しては、社長や現場の方々の話をひたすら聞きながら覚え、データとして残しています。
今後の目標としては、まずは自分が見えていない部分もあると思うので、指示されたことをきちんとこなしつつ、その上で自分なりの工夫をしていきたいです。また、会社からの期待もあって今まで無かったポジションを任されていると思うので、しっかりと会社全体を見て、人を動かせる社員になりたいと思っています。
例えば、この人は今忙しいから別の人にサポートを頼もう、といった具合に、適材適所でサポートを割り当てることで、人間関係が円滑になり、会社全体がよりスムーズに回ると考えています。会社全体を支えられる社員になりたいです。